目次
第1章 七世紀―聖徳太子とムハンマド 世界の宗教が教える「聖徳太子不在説」の愚かさ
第2章 八世紀―平城京と聖像禁止令 道鏡の専権はビザンチン帝国の日常茶飯事
第3章 九世紀―桓武天皇とカール大帝 「欧州統一」は「蝦夷平定」に毛が生えた程度?
第4章 十世紀―平将門とオットー一世 神聖ローマ帝国の祖と「新皇」を比較する
第5章 十一世紀―院政と十字軍 日本は「末法の世」、ヨーロッパは殺戮の世紀
第6章 十二世紀―源頼朝とインノケンティウス三世 かたや政治の天才、かたやインテリジェンスの天才
第7章 十三世紀―北条時頼とポーランド騎士団 日本と西欧を同時に襲ったモンゴルの脅威
第8章 十四世紀―室町幕府とオスマン帝国 当時の日本の人口はオスマン帝国とほぼ同じ!
第9章 十五世紀―応仁の乱と百年戦争 宗教戦争になっていないだけマシな日本の戦乱
第10章 十六世紀―織田信長とエリザベス一世 戦いに生き、志半ばで倒れた二人の英雄
第11章 十七世紀―三十年戦争と鎖国 三十年戦争でプロテスタント側についた日本
第12章 十八世紀―七年戦争と天下泰平の日本 そして日本はノンキな国でいられなくなった