目次
第1講 天と人間の関係を学ぶ―「天の命ぜる、之を性と謂ふ」(日本の国家デザインを担当した佐久間象山と横井小楠
敗戦で失われた規範形成教育 ほか)
第2講 中庸の実践とは何か―「道は人に遠からず」(「これなくして人間にあらず」ということを教える
道とは四徳を発揮すること―「子曰く、道は人に遠からず」 ほか)
第3講 天の基本「誠」とは何か―「誠は天の道なり、之を誠にするは人の道なり」(組織を運営する九つの原理原則―「凡そ天下、國家を爲むるに、九經あり」
なぜ「九經」が重要なのか ほか)
第4講 天道の実践とは何か―「天下の大経を経綸し、天下の大本を立てる」(聖人を目指す―「洋洋乎として萬物を發育せしめ、峻くして天に極る」
今を基本に考える―「吾周の禮を學ぶ、今之を用ふ。吾は周に從はん、と」 ほか)
第5講 君子の道とは何か―「君子の道は、闇然として而も日々に章かなり」(「覚悟」とは「当事者意識」を持つということ
立派な人は何も憂えないし何も懼れない―「君子は内に省みて疚しからず」 ほか)