目次
序章 経験を通じて思考すること―「土佐のクロサワ」と現象学
第1章 ブルーフィルムとは何かと問いながら―8ミリフィルムと映写機
第2章 ブルーフィルムを見るとはどのようなことか―脱ぎ捨てられた下駄
第3章 ブルーフィルムは何ゆえに美しいのか―ベルグハイン詣で
第4章 ブルーフィルムを前にして何をすべきか―『天使のはらわた 赤い教室』のブルーフィルム
第5章 ブルーフィルムはどのような(不)自由をもたらすのか―土地に住まう
第6章 ブルーフィルムとともに生きるとはどのようなことか―旅に出る人
終章 現れるに値するもの