目次
第1章 土器図像と神話文脈(メドゥーサ型ランプと世界変換―曽利29号住居跡の香炉形土器
炎の中のむさぼる死神―穴場18号住居跡の香炉形土器 ほか)
第2章 古諏訪祭政体の力動的コスモロジー(呪術の春―風の精霊と太陽光線
穴巣始と外来魂―古諏訪祭政体の冬季地下蛇体祭祀
山中謝肉祭へ―古諏訪祭政体の秋庵御狩神事
幼童・野獣王の冥界下降と大地涌出
ワダツミの木―古諏訪の宇宙樹と龍蛇信仰)
第3章 “山人論”“まれびと論”“異人論”をめぐる柳田國男・折口信夫・岡正雄の葛藤劇(異人論のふたり―岡正雄と折口信夫の邂逅)
第4章 大地に描かれた胎芽・胎児・出産像をめぐって(縄文図像と生命生誕へのまなざし
三木胎生学と胎芽期七日間のメタモルフォーゼ
高次元補他異世界空間から来訪せし胞衣をまといしもの)