目次
第1章 死とは何か(生命誕生から三十六億年間の生と死のリレー
死への意識を持った日
父母の死
生きている人間はすでに死を経験している
世代によって異なる死に対する感覚
死と自分を同一化すれば、死は怖くない
「メメント・モリ」を超えて)
第2章 死の向こう側(無意識は死の世界を感じている
ダンテが描く地獄、煉獄、天国 ほか)
第3章 死後を生きる(優れた芸術作品には死のメタファーが潜んでいる
死の世界はコンセプチュアルではない ほか)
第4章 死への準備(目と鼻の先にある死
「年相応」でなく、曖昧に生きる
「終活」なんてどうでもいい
運命に従って生きれば、そう間違えない
人生は「未完成」でいい
老年から始まる自由
ハンディキャツプが生み出す可能性
忘れることで輪廻する)