目次
第1部 うたとかたりの対人援助学(プロローグ―「ユニバーサルデザイン」としてのうたとかたり
昔話のふしぎ発見
うたに込められた願いと祈り
かたりの文化としての手話
かたる・きく・共に生きる)
第2部 うたとかたりの人間学に向けて(浦島説話における水界イメージの精神史的考察
東アジアの「天人女房」説話における“あわい”イメージ―人間界と天上界をつなぎ、隔てるもの
マンローのアイヌ研究の思想史的淵源としてのタイラーとワーズワス―“アニマ”から“ラマッ”へ
手話を用いた語りの研究序論―文化的ダイバーシティ・文化的エコロジーと説話伝承
不条理と向き合う地蔵説話の伝承―「笠地蔵」「みちびき地蔵」「地蔵の予告」 ほか)