目次
第1章 秋葉原事件の背景とロスジエネの鬱屈(秋葉原事件の経緯とそれを本にした思い
派遣労働者の当時と現在 ほか)
第2章 「タテマエではなくホンネでもない本心」とは(秋葉原事件とロスジェネ世代
「弱者男性論」をめぐって ほか)
第3章 加害者とその救済を精神分析的に考察する(加藤智大を追い詰めた、インセル、自傷的自己愛
自己承認をめぐる親との関係について ほか)
第4章 「憎しみ」から「赦し」の共同体へ―死刑制度を問う(死刑制度は社会から何を失わせているのか
加藤を追い詰めた自己責任論の時代的変化 ほか)