目次
第1部 生活を形作るさまざまな“声”(たったひとりにさせない/ならないために―危機の時代の分断をこえて
だれが教育を殺すのか―大学非正規教職員雇い止めの荒野から
クィアがここに住んでいる―不可視化に抗して)
第2部 遊廓のなかに響く“声”(遊廓のなかの「新しい女」―和田芳子『遊女物語』が切り拓いた地平
ものを読む娼妓たち―森光子と松村喬子の作品に描かれる「読書」を中心に
闘争の時代の余熱のなかで―森光子『春駒日記』の描く吉原遊廓の日常風景)
第3部 響きあう“声”(共鳴する言葉―娼婦から娼婦たちへ)