目次
第1章 近代哲学の二大難問(十年の沈黙を破って出版された大著
カントが生きた近代ヨーロッパ
近代哲学が直面した二大難問
主観と客観は一致できるか
カントを震撼させたヒュームの警告
カントは何を批判したのか
主観の共通規格は存在する
感性と悟性の働き
コペルニクス的転回)
第2章 科学の知は、なぜ共有できるのか(悟性がもつ働き
経験概念と純粋概念 ほか)
第3章 宇宙は無限か、有限か(「究極真理」の探究に終止符を打つ
理性はときに暴走する ほか)
第4章 自由と道徳を基礎づける(それでも人間に自由はある?
道徳が自由をつくる ほか)
ブックス特別章 なぜ認識論は必要なのか?(自分にフィットする哲学・思想を人は選ぶ
知識の共有はいかに可能か ほか)