目次
「触覚という活動的感覚―ポエジー」―ノヴァーリスにおける感性論の展開
ノヴァーリスの自然科学研究における「霊的現在」
「一冊の本を聖書に高めること」―聖書計画としての『一般草稿』
「仲介者」としての「詩的国家」―『信仰と愛』における「身体」としての国家
「第三の要素」としての宗教―『ヨーロッパ』における宗教哲学
「戦争は地上になくてはならない」―ノヴァーリスの戦争表象
「小説は生を扱い―生を記述する」―ノヴァーリスの小説理論
「自然学の根底に真の統一があるかどうか」―『ザイスの学徒たち』における自然学
「新しい神話」としての『ハインリヒ・フォン・オフターディンゲン』
フリードリヒ・シュレーゲル『ルツィンデ』における「世界のための感覚」
クレメンス・ブンレンターノ『ゴドヴィ』における「官能」と「狂気」
『なんという罪深い狂気だろう』―ボナヴェントゥーラ『夜警』における「狂気」のモチーフ
『世界のロマン化』から「世界史の最終章」へ―ノヴァーリス、ブレンターノ、クライストにおける「狂気」の表象
ロマン主義的感性論と「フクシマ」