目次
第1部 日本史の扉(疫病と日本古代史―仏教との関わりから
江戸・明治期の気象観測記録―シーボルト史料との出会い
明治後期の少年少女雑誌―『少女の友』の表紙絵・冒険小説の変化
宮内省の公文書―「上川御料地争議録」と私の近代天皇制研究
法律の制定過程を探る―デジタルアーカイブから広がる歴史研究
『日本外交文書』への誘い―戦前期日本外交史研究の課題とアプローチ)
第2部 世界史の扉(明清時代の中国民衆宗教と宝巻―華北農村における黄天道信仰の一風景
中国の文書館―上海市〓案館での史料調査体験
中東近代の自伝と書簡―ミドハト・パシャとその家族をめぐって
中央ユーラシアの新聞・雑誌史料―時代の思潮を読む
テルミドールにおける「ロベスピエール=王」という噂をめぐって―手稿史料との出会い
幕末維新期のフランス留学と日本人―徳川昭武と前田正名
労働運動指導者ベン・ターナーの『自伝』(About My Self)―「変化の時代」を生きて
アメリカ合衆国議会の公聴会史料―先住民教育改革をめぐって)