目次
第1部 啓蒙の萌芽(啓蒙の源流―古代ギリシアにおける「知」を考える
ホッブズの“啓蒙”―専制・暴政と世俗化の観点から)
第2部 啓蒙の形成(啓蒙における不寛容の問題と寛容論―十八世紀フランスの議論を中心として
来たるべき友情のために―カント『啓蒙とは何か』とその歴史的意義について
“反革命”は反知性主義か?―バークの「保守的啓蒙」をめぐって)
第3部 啓蒙への批判(啓蒙の主体とは何か?―初期フランクフルト学派とカント
アイデンティティの政治思想と啓蒙批判―啓蒙がもたらす不正義の再検討)