目次
1章 絵本はどのように作られているのか―空間構成のプロセスからとらえた絵本論
2章 動物たちが一列で行進する絵本―積み木型絵本とは何か
3章 動物たちがつぎつぎ呑み込まれる絵本―入れ子型絵本とは何か
4章 動物たちが積み重なり合ったり呑み込まれたり―均衡回復の絵本体験
5章 見えない関係が文字によって積み重なる絵本―積み木型絵本の拡張1
6章 絵や文字ではなく関係が積み重なる絵本―積み木型絵本の拡張2
7章 絵本作家が挑戦する積み重なる関係の絵本―絵本の新たな表現の可能性
8章 絵本になぜいろいろな動物たちが登場するのか―均衡回復型絵本のなかの動物論
9章 成長する主人公の絵本―均衡の回復されない絵本論
10章 これでおしまい?―絵本世界の体験を生きる絵本世界論へ