目次
第1部 フォークナー訪日の実際(日本におけるフォークナーの足跡と『長野でのフォークナー』
フォークナー訪日と高見順―届かなかった手紙
映画になったフォークナー―『日本の印象』とUSIS
その広大な紙面にて―ウィリアム・フォークナーと文化冷戦の言語アリーナ)
第2部 フォークナー訪日と同時代の日本文化(太平洋戦争の記憶、『ゴジラ』、そしてフォークナー訪日の意義
フォークナー来日と日本におけるアメリカ文学の制度化)
第3部 訪日とフォークナー文学(冷戦戦士のもう一つの顔―『寓話』と『館』にみる南部的想像力
教育の可能性―長野セミナーと『町』)