目次
第1部 象徴機能からみる解離の研究(解離研究の変遷
心的外傷を抱える被虐待児の象徴機能)
第2部 心理療法へのアプローチ(はなしことばにおける象徴以前/以降
箱庭療法における象徴機能の多様な側面へのアプローチ)
第3部 心理療法の実際―その象徴機能の回復をめぐって(はなしことばの獲得と自他の分化―虐待と発達の問題を抱えた幼児Aとの遊戯療法を介して
他者との出会いと幻想からの三度の分離―愛着の問題を抱えた学童期の男子クライエントBとの遊戯療法
象徴以前のイメージから夢の体験とスタックの解消―身体的な虐待を抱えた思春期の男子クライエントCとの面接 ほか)