目次
1章 西アジア―その(1)(ペルシャ湾北岸・地中海東岸)(イラン―リーダーは宗教指導者。本音と建前を絶妙に使い分ける、ペルシャ人等が暮らす多民族国家。
イラク―人類文明が誕生した揺籃の地。ようやく戦争から解放され、多民族国家として再出発! ほか)
2章 西アジア―その(2)(アラビア半島)(サウジアラビア―サウード王家が治め、厳格なワッハーブ派が多数派。石油の贅沢と信仰の質素が同居。
クウェート―油田発見の幸運と悲劇。湾岸戦争から30年が過ぎて、もはや「戦後」ではなくなった。 ほか)
3章 北アフリカ(エジプト―一時はアラブを引っ張った、中東きっての農業国。運河からダムまで大計画が好き。
スーダン―悠久のナイルと猛る砂嵐。アラブとブラック・アフリカ、2つの世界の架け橋となる。 ほか)
4章 アフガニスタン・中央アジア・コーカサス(アフガニスタン―東西の文明が出会う十字路、ゆえに戦火が絶えない最前線。20年振りにタリバン政権が蘇る。
カザフスタン―旧ソ連の遺物が多く残り、独裁色漂う大草原の巨大な国。建国の父と首都の名はヌルスルタン。 ほか)