第1部 葉隠成立の軌跡と山本常朝の奉公観(山本常朝の略歴と葉隠の奉公観
山本常朝の古今伝授奉公―和歌を通じた公家との交流
歴代藩主へ提出した常朝の意見・異見・諌言
葉隠成立と鍋島直茂百回忌―中野家・山本家の危機)
第2部 読み替えられていく葉隠―ナショナリズムと郷土愛(パトリオティズム)のはざまで(明治〜昭和初期の葉隠抄本・全集本の刊行
一九三〇年代の佐賀における葉隠の顕彰と学校教育―葉隠をめぐる「記憶の場」と「教育の場」
一九三〇年代の日本における葉隠の普及過程
日本精神としての葉隠―戦陣訓発布から特別攻撃隊へ)
結論 テクストとしての葉隠と書物としての『葉隠』―言説空間と意味生成のメカニズム
出荷:
メーカー在庫あり:1-3日
J-WAVE CD&BOOK ONLINE
powerd by Neowing