目次
第1章 スタール夫人はなぜ、ナポレオンの怒りを買ったのか―スタール夫人『デルフィーヌ』『コリンヌ』
第2章 社会革命の一画期、巨人の時代としてのフランス革命―シャトーブリアン『墓の彼方からの回想』
第3章 光と影のあざやかな演出―バルザック『暗黒事件』
第4章 今こそ、人道主義―ヴィクトール・ユゴー『九十三年』
第5章 ドレフュス派作家の反革命小説か?―アナトール・フランス『神々は渇く』
第6章 フランス革命の一大叙事詩劇―ロマン・ロラン『フランス革命劇』
第7章 マリー=アントワネット像と歴史小説の魅力―シャンタル・トマ『王妃に別れをつげて』
終章 「フランス革命と文学」瞥見