目次
第1章 メランコリア小史(黒胆汁からストア派哲学者まで
中世のメランコリア
悟りの時代から近代精神医学の誕生まで)
第2章 現代のうつ病の診断と分類(クレペリンと精神病の分類
フロイトと神経症の分類
分界線、領域の限界を示す境界線)
第3章 どんな人がうつ病になるのか?(疫学
地理
文化と民族性
社会経済
年齢
婚姻関係
生涯にわたるうつ病
幼少期
青年期
子育て世代の女性のうつ病
男性のうつ病
自殺)
第4章 うつ病のモデル(生物学的モデル:モノアミンと神経内分泌の仮説
心理学的モデル:ベックの認知モデル
社会的モデル
ブラウンとハリスによる女性のうつ病に関する研究
バイオ・サイコ・ソーシャル(生物・心理・社会)のモデル
家族研究
遺伝的脆弱性
環境の影響)