目次
1部 勧戒画の成立(勧戒のシンボル―礼拝空間における孔子祭祀のあり方
漢代画像石にみる儒教的モチーフ―墓域という空間におけるその機能 ほか)
2部 勧戒画の題材(玄宗皇帝絵にみる勧戒性―長恨歌絵を中心に
王昭君図―勧戒画への発展 ほか)
3部 帝王学の書と絵―帝鑑図(万暦帯、張居正と『帝鑑図説』
「帝鑑図」の変遷―青蓮院・名古屋城・熊本城の障壁画と仙台藩の事例から ほか)
4部 勧戒画を使った人と空間(宋代皇帝と勧戒の空間―「無逸図」と「山水図」
「荘厳」する瑞獣―将軍家光の先祖祭祀における勧戒画 ほか)