目次
1 行為する像(創像された怪物の解剖学―像行為論の射程
握斧の像行為―起源/根源のメイキング ほか)
2 『ムネモシュネ・アトラス』を継ぐ(モンタージュ/パラタクシス―パラダイム転換のために
フィールドノートという自伝―霊たちのためのドローイング ほか)
3 ホロコースト表象の現在(ホロコースト表象の転換点―『サウルの息子』の触感的経験
それの地下室―ゲルハルト・リヒター“ビルケナウ” ほか)
4 建築的想像力の神話学(巨人と小人の無垢―ベンヤミンと冥府の建築家たち
魔術的洞窟―キースラーのシャーマニズム ほか)
5 危機のしるし(『シン・ゴジラ』の怪物的しるし―未来からの映画
トランプ/ネロ/ペルセウス―斬首された自由 ほか)
結論 「かげ」なる像の「うつろひ」へ向けて