目次
1 政治改革と憲法改正―中曽根康弘から小沢一郎へ(政権交代・連立政権の歴史的意味
三つの「維新」―一九九〇年代の歴史的位置
九〇年代改憲論の台頭とその新しい特徴
五〇年代改憲の挫折と「戦後政治」の形成
「普通の国家」をめざす改革とその障害物
「政治改革」から憲法改正へ)
2 中曽根康弘からみた戦後の改憲史(五〇年代復古主義時代の中曽根の改憲構想
首相公選制と改憲―六〇年代前半期の改憲論の転回
改憲消極主義の時代の中曽根憲法論
国際貢献と改憲―一九九〇年代における中曽根改憲論の復活
新保守主義改憲論への転換―二〇〇〇年代の中曽根改憲論)