目次
バンヴェニストにおける中動態―その来し方と行方を辿って
ドイツ語の再帰的表現と態に関する意味論的再考―身体運動および精神活動の分節表象とその言語化を中心に
中動態は“主体・客体”構造の突破口になるのか?―ラトゥールの「出来事に超過された行為」を手掛かりに
“もう一つの”芸術、“もう一つの”哲学
中動態と非人称―「書く」は中動態か?
心理療法と中動態―治療者が参与する主体の変容/生成の過程
思い出しながら語る、語りながら思い出す―マルセル・バイアー『カルテンブルク』における中動態らしきもの