目次
序章 なぜ、いま、『桃太郎 海の神兵』を再考するのか(佐野明子/堀ひかり)
第1章 『桃太郎の海鷲』の思い出(渡辺泰)
第2章 戦時下のユビキタス的情報空間―『桃太郎 海の神兵』を題材に(大塚英志)
第3章 『桃太郎 海の神兵』の異種混交性―テクストの越境性とナショナリズム言説について(堀ひかり)
第4章 『桃太郎 海の神兵』における表象のユートピア―虚構のリアリティーならびに“擬獣化”の起源(秦剛)
第5章 戦時下映画業界の統制とアニメーション―文化映画会社統合と軍委嘱映画(木村智哉)
第6章 『桃太郎 海の神兵』の実験と宣伝(佐野明子)
第7章 セルロイド上の帝国と冷戦―韓国初長篇アニメーション『ホンギルドン』における「庶子の美学」(キム・ジュニアン)