目次
1 現在と未来(近世から近代へ―思想史研究を時代区分から救い出すには
中世から近世へ―道元の時間論から見た卍山道白における「復古」について
古代から中世へ―生身仏の時代―『三宝絵』の行基像をめぐって)
2 対立と調和(宗教と社会1―民衆宗教、あるいは帝国のマイノリティ
宗教と社会2―幕末期における宗教言説の展開―僧・龍温の自他認識をめぐって
東アジアと日本1―蘭学と西洋兵学‐比較と連鎖の政治思想史
東アジアと日本2―漢籍の訓読から儒教儀礼へ‐舶載された知の受容と多様な思想展開
日本思想とジェンダー1―史学思想史としての「女性史」‐「ジェンダー」という問い ほか)