目次
第1章 「空っぽ頭の道徳家たちの合い言葉」(たわごと?
キケロとそれ以降
カント
優美と尊厳
尊厳と平等
ヒエラルキー
権利を敬うことと。敬われる権利)
第2章 尊厳の法制化(尊厳ある小びと
ドイツ
カント的な背景―人間性の定式
カトリック思想とドイツ連邦共和国憲法
ダシュナー事件と航空安全法
一貫した解釈はあるか
主意主義
結論)
第3章 人間性に対する義務(人間主義
功利主義者の応答
外在主義
人間ではないものが、内在的に善きものであるかもしれない
義務
カント
プラトン主義なき義務)