目次
第1部 「遺伝学といういまだ存在しない科学」―遺伝子の発見と再発見(一八六五〜一九三五)(壁に囲まれた庭
「謎の中の謎」
「とても広い空白」
「彼が愛した花」
「メンデルとかいう人」
優生学
「痴愚は三代でたくさんだ」)
第2部 「部分の総和の中には部分しかない」―遺伝のメカニズムを解読する(一九三〇〜一九七〇)(「分割できないもの」
真実と統合
形質転換
生きるに値しない命
「愚かな分子」
「重要な生物学的物体は対になっている」
「あのいまいましい、とらえどころのない紅はこべ」
調節、複製、組み換え
遺伝子から発生へ)
第3部 「遺伝学者の夢」―遺伝子の解読とクローニング(一九七〇〜二〇〇一)(「乗り換え」
新しい音楽
浜辺のアインシュタインたち
「クローニングか、死か」)