目次
第1部 死からはじまる仏教(大いなる死―『遊行経』
死と生の協奏―『無量寿経』
他者と関わり続ける―『法華経』
否定のパワー―『般若心経』
心の中の地獄と仏―智〓『摩訶止観』
禅の中の他者と死者―圜悟『碧巌録』)
第2部 日本化する仏教(現世を超えた秩序―景戒『日本霊異記』
仏教は俗世に何をなしうるのか―最澄『山家学生式』
この身のままに仏となる―空海『即身成仏義』
贈与する他者―親鸞『教行信証』
脱構築から再構築へ―道元『正法眼蔵』
宗教国家は可能か―日蓮『立正安国論』
異教から見た仏教―ハビアン『妙貞問答』)