目次
第1部 シンアルの地―社会にとっての科学技術を理解する(不可避的に深まる科学技術と社会の関係)
第2部 言語の混乱―コミュニケーションとは何かを考える(科学技術の恩恵は見えているか:電気の“空気化”がもたらしたもの
不信と誤解が招く不安
コミュニケーションのすれ違いをどう理解するか)
第3部 王“ニムロド”のいない街―誰が、何を、どのように意思決定するべきか(「安全」の描像:リスクといかに共存するか
社会における科学技術のガバナンスと専門家の役割
科学技術専門家が市民の信頼を失う経緯)
第4部 塔を囲む人々―執筆者座談会(原子力発電の過去・現在・未来(福島原発事故と汚染水)
未知の脅威にどう備えるか(次の感染症、次の大津波はいつか必ず来る)
無関心問題(メッセージが届かない人にいかにアプローチするか)
座談会の最後にあたって(読者へのメッセージ))