目次
「みえない関係性」をみせる―装い・音楽・スポーツ、そして言葉
1 装い(「キモノ」表象の民族主義と帝国主義
ウズベク人はいかに装うべきか―ポストソ連時代のナショナルなドレス・コード)
2 音楽(戦時下日本の音楽産業と軍歌レコードの受容
「ユーゴウラヴィア」の担い手としてのロック音楽
中東のラップをめぐる力学とアイデンティティ形式―DAMの事例を中心に)
3 スポーツ(フランコ独裁とサッカーという磁場―現在に繋がるローカルでグローバルなサッカー
サッカーを通じて見るロシアの国家と社会―二〇一八年のワールドカップを契機として)
4 言葉(言葉が動くとき―「セクシュアル・ハラスメント」の誕生、輸入、翻訳)