目次
1 「歴史修正主義」論争の正体(日独同罪論をめぐって
歴史認識は処罰の対象となるのか
なぜ「歴史修正主義」は非難されるのか
チャンドラ・ボースは英雄か傀儡か?)
2 「コミンテルンの陰謀」説の真偽(「コミンテルンの陰謀」は存在したか
過去を直視しない人々
ヴェノナの衝撃
それでも「スパイ」と認めない人々)
3 大衆と知識人(大衆と知識人は、どちらが危険か
ナチスを支持したのは、はたして誰か)
4 中国共産党政権誕生の真実(毛沢東はスターリンの傀儡だった
中国共産党の「救世主」だった日本
中国共産党政権の誕生に果たした米国の役割
これでいいのか、日本の近現代史研究)