目次
1 古典文学(上代・中古・中世・近世・近代)・古典漢文(新しい古典としての『古事記』(古事記)
書物として見る古典文学の新しい解釈の行方―萬葉語「隠沼」の歴史的変遷をめぐって(万葉集)
「産む性」の拒否・『竹取物語』かぐや姫の思想―異人に照らし出される「この世」の論理(竹取物語) ほか)
2 国語教育(小学校・中学校・高等学校)(古くて新しい古典教育の問題―「古典」の位置付けと古典教育に必要な視点
昔話教材を使った古文入門教育/指導法へ―小中接続を意識した「主体的・対話的で深い学び」のための教材n度読みの試み
古典の新しい指導法―『更級日記』「門出」を教材として ほか)
3 日本文化(民衆・政治・社会)(田楽と御霊会からみた民衆文化―「古典」としての『今昔物語集』
「三千五百万人の末弟」が残したもの―植木枝盛『民権自由論』(一八七九年)
「昔話」から「昔語り」へ―昔語りを「聴く」姿勢を幼小接続に活用する ほか)