目次
1 貯める・使うの心理術―なぜ、金持ちほどケチになりやすいのか(自分のイメージとかけはなれた大金が手にはいると、不安になってつい使ってしまいやすい。
貯蓄額があるレベルを越えると、“減らしたくない”という心理から貯蓄欲がますます高まる。 ほか)
2 貸す・借りるの心理術―なぜ、お金の貸し借りで人間関係が悪くなるのか(厚意からお金を貸すと、自分の劣位を打ち消そうとする相手から反発されることが多い。
金を貸すことで相手より優位に立つと、人は、逆に相手に負い目を感じやすい。 ほか)
3 金銭感覚の心理術―なぜ、カードだとつい使いすぎてしまうのか(人は、収入の大きさに満足するのではなく、収入の大きさに合わせて満足感を得ようとする。
いったん自分の手もとを離れた金は、自分の金であって自分の金でないように感じる。 ほか)
4 売る・買うの心理術―なぜ、高いものを安いと錯覚してしまうのか(目に見えないものに対しては、どんなに価値のあることでもお金を払うのが惜しくなる。
非日常的な要素が多い商品ほど、気軽に衝動買いされることが多い。 ほか)
5 賭ける・儲けるの心理術―なぜ、負け続けていてもギャンブルはやめられないのか(小金持ちが詐欺にあいやすいのは、“ちょっとした大金”を扱うための金銭感覚が不足しているからである。
たとえ半信半疑でも、儲け話だと「信じたい」という願望から自分を説得してしまうことがある。 ほか)