目次
第1章 基本権と民主制―基本法における公共体の双極的正統性
第2章 立憲国家における公共の福祉(正しい国家行為という前憲法的理念
公共の福祉の主体および道具としての「国家」
実践理性の要請 ほか)
第3章 自由民主制における公共の福祉―立憲国家の前‐民主制的基礎(「時代を超越した」一つの主題
公共の福祉という伝統の特徴―概念的輪郭
公共の福祉に対する拒絶 ほか)
第4章 基本法上の租税国家における公共の福祉と市民精神(法倫理上の要請と租税法上の利益
公益性の動向
憲法上の摩擦面と正当化問題 ほか)