目次
第1部 憲法総論(国の政治のあり方を最終的に決定する力―リチャード・タック『眠れる主権者』について
憲法を解釈する権力 ほか)
第2部 ジェンダー平等と家族・ポジティヴ・アクション(家族をめぐる観念と法手続に関する一考察
婚姻の自由の憲法理論的研究に関する覚書 ほか)
第3部 自由・個人の尊重(表現の自由に関する「アメリカ・モデル」の意味再考
パブリック・フォーラム論の限界? ほか)
第4部 政治・選挙権・司法(政治制度と代表性―近時のフランスでの制度改革論をめぐって
レファレンダムにおける「問い」について ほか)
第5部 比較憲法・グローバル憲法(EU離脱問題後のイギリス憲法学における政治的憲法論―その意義と課題、そしてその行方を注視する意味
ヴィシー政権下の法的効力とフランス国家の責任 ほか)