目次
「生きることばへ」(「命の叫び」を画布に―戦没画学生慰霊美術館「無言館」
病を楽しむという境地―俳人・正岡子規「小さな世界」の輝き
豊かな感受性と闘う意志―スーザン・ソンタグ 生の美しさ、揺るがない軸
恐れに屈しない快活さ―中江兆民「一年半は悠久なり」
祈りを収める小さな函―高見順「なまの感慨」
無数の死の悲しみを受けて―原民喜 生と死の記憶を胸にたたえ
日常の奥底、止まる時間―被爆者にとっての記憶とは
特攻というあまりに特殊な死の形態―戦争による生死の意味
原爆から水俣へ―「なぶりもの」にされた人々の現実
「海と陸の精霊」が交歓する世界―悲しみを引き受け希望を胸に 石牟礼道子 ほか)
日記(金子康代編)