目次
この蜘蛛の糸は、己のものだぞ―「蜘蛛の糸」芥川龍之介
ほしくってほしくってたまらなくなってしまった―「一房の葡萄」有島武郎
さあ、お前は行くのだ―「赤い蝋燭と人魚」小川未明
さあさあおなかにおはいりください―「注文の多い料理店」宮沢賢治
ちょいと、いたずらがしたくなった―「ごん狐」新美南吉
だれにもいうなよ。だまってろ―「おしゃべりなたまごやき」寺村輝夫
見ろォアンちゃんのツラァーッ!―「ベロ出しチョンマ」斎藤隆介
シャボン玉のはじけるような、小さな小さな声―「白いぼうし」あまんきみこ
ね、おとうさん、そうでしょう―「ウーフはおしっこでできているか??」神沢利子
こいつ、なんだって、やたらにひとのものをそめたがるんだろう―「きつねの窓」安房直子