目次
第1章 韓国における立正佼成会の展開過程―日本宗教であることの困難と在日コリアンによる現地韓国人布教(韓国立正佼成会の現況(二〇〇四年)
本部派遣教会長による初期布教の展開 ほか)
第2章 韓国立正佼成会にみる日本的要素の持続と変容―現地化への取り組み(文化的異質性の稀釈
佼成会式先祖供養と韓国の宗教文化との葛藤 ほか)
第3章 支部組織の転機と三支部制初代韓国人支部長の信仰受容の諸相―教会道場のリノベーションが与えた影響に着目して(教会道場のリノベーションと支部組織への影響
初代城北支部長朴鍾林の信仰受容のあり方 ほか)
第4章 韓国人幹部信者の信仰受容と自己形成(韓国立正佼成会の現況(二〇一八年)
呉丁淑(龍山支部長)の信仰受容と自己形成 ほか)
第5章 在日コリアン二世の女性教会長のライフヒストリー―李福順の人生の軌跡と布教者・信仰者としての自己形成(生い立ちと結婚
韓国への帰国と苦難の始まり ほか)
むすび(韓国における日本イメージと布教に際しての在日コリアンの役割
各章の要約 ほか)