目次
序章 「作品世界」と「現実世界」の虚実―「コンテンツツーリズム」全盛の時代に
第1章 「文学散歩」ガイドブックのひらく世界―「作品世界」と「現実世界」をつなぐもの 本郷・無縁坂
第2章 「ロケ地巡り」が掘り起こしたもの―近代建築の保存活動からまちづくりへ 小樽
第3章 「廃墟」が「産業遺産」になるまで―写真集と映像をとりまく言説を読み解く 長崎・軍艦島
第4章 継承される東ドイツの記憶―東西ドイツ統合期に映画の果たした役割 ベルリン
第5章 「音楽の都」のつくりかた―装置としての音楽散歩 ウィーン