目次
第1章 大志を抱いた者たちの歌(乾坤をそのまま庭と見るときは我は天地の外にこそ住め(宮本武蔵)
世の人はわれをなにとも云はば言へわがなすことはわれのみぞ知る(坂本龍馬) ほか)
第2章 リーダーたちの歌(為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり(上杉鷹山)
人はただ身の程を知れ草の葉の露も重きは落つるものかな(徳川家康) ほか)
第3章 表現者たちの歌(石ばしる垂水の上のさ蕨の萌え出づる春になりにけるかも(志貴皇子)
世間を憂しと恥しと思へども飛び立ちかねつ鳥にしあらねば(山上憶良) ほか)
第4章 苦難に立ち向かった者たちの歌(おもひおく言の葉なくてつひに行く道は迷はじなるにまかせて(黒田官兵衛)
何事も移ればかはる世の中を夢なりけりと思ひざりけり(真田信之) ほか)
第5章 開拓者たちの歌(八雲立つ出雲八重垣妻籠みに八重垣作るその八重垣を(須佐之男命)
倭は国のまほろばたたなづく青垣山隠れる倭し美し(倭建命) ほか)