目次
海外ミステリ(ビッグ・ボウの殺人(一八九二)“密室トリック”を発案したのは誰か?―イズレイル・ザングウィル
十三号独房の問題(一九〇五)「思考機械」の監獄からの脱出―ジャック・フットレル
黄色い部屋の謎(一九〇八)世界で最も有名な殺人現場―ガストン・ルルー
急行列車内の謎(一九二〇)走行中の列車から犯人はどのように消えたのか?―F.W.クロフツ
八点鐘(一九二三)名探偵として活躍する「怪盗」ルパン―モーリス・ルブラン ほか)
国内ミステリ(D坂の殺人事件(一九二五)“お茶漬け風密室”の名作―江戸川乱歩
蜘蛛(一九三〇)“本格”命名者の建物殺人―甲賀三郎
完全犯罪(一九三三)エキゾチズムあふれる異界の犯罪―小栗虫太郎
燈台鬼(一九三五)とびきり魅力的な舞台で起きた惨劇―大阪圭吉
本陣殺人事件(一九四六)国産の純粋本格ミステリへの転向第一作―横溝正史 ほか)