1 文書主義(官僚制と文書―バルザック・ウェーバー・グレーバー)
2 「決められない政治」とカリスマ(脱官僚と決定の負荷―政治的ロマン主義をめぐる考察
「決められない政治」についての考察―カール・シュミット『政治的ロマン主義』への注釈
カリスマと官僚制―マックス・ウェーバーの政治理論へのイントロダクション)
3 合理性とアイヒマン(合理性と悪
フォン・トロッタの映画『ハンナ・アーレント』―ドイツの文脈
五〇年後の『エルサレムのアイヒマン』―ベッティーナ・シュタングネトとアイヒマン研究の現在)
4 動員と「なんちゃらファースト」(テクノクラシーと参加の変容
「なんちゃらファースト」と悪)
5 キャッチ・オール・パーティと忖度(官僚主導のテクノクラシー―キルヒハイマーの「キャッチ・オール・パーティ」再論
忖度の政治学―アカウンタビリティの陥穽)
中立的なものこそ政治的である
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