目次
1 病気に楽天的になる―克服するより、うまくつきあう(進化医学―いま、からだの力を見直すとき
感染症のとらえ方―世の中、病気のうつしあい
感染症にかかるメリット―保育園へ通った人はアレルギー病になりにくい!? ほか)
2 薬は万能じゃない―「早く、ちゃんと治したい」の落とし穴(薬の使い方―メリットとデメリットを天秤に
抗生物質―あいもかわらず乱用状態です
漢方薬―それでも、こどもに使うとき)
対談 「こどもと薬」をめぐる、いま―医療現場から見えてくること(石川憲彦(児童精神神経科医/「ち・お」編集協力人)
山田真(小児科医/「ち・お」編集協力人))
3 医学の上手な利用法―「なんにもわかっていない」ことを知る(健康診断―目くらましにだまされない
感染症の迅速診断―医者が好き勝手におこなわないように
遺伝子問題―イヤな感じを大事にしたい ほか)
おわりに 医者の仕事はなにかといわれたら