目次
ヨーロッパ・デモクラシーの「危機」?―社会的政治的文脈とその転換
1 ヨーロッパ・デモクラシーの展開と課題(難民危機後のドイツ・デモクラシー―民主的正統性と連邦憲法裁判所
「普通の人」の政治と疎外―EU問題をめぐるイギリス政党政治の困難
“共和国的統合”とフランス―包摂と排除の政治 ほか)
2 移民・難民受け入れの政治と排外ポピュリズム(ドイツの移民・難民政策―「移民国」の苦悩
多文化主義と福祉排外主義の間―オランダ、スウェーデン、デンマーク
排外主義とメディア―イギリスのEU残留・離脱国民投票から考える ほか)
3 開かれたヨーロッパ・デモクラシーへ(ヨーロッパ統合の進展と危機の展開―現代スペイン政治から考える
信仰の自由とアイデンティティの保持に向かって―フランスにおける移民系マイノリティとイスラーム学校の開設
ヨーロッパのなかのイギリス―EU離脱と連合王国の行方)