目次
序章 日本神話は歴史的事実の記憶である(「天孫降臨」のイメージと誤解
天孫降臨の「天」とは何か ほか)
第1章 高天原とは何か(「島」をつくったイザナギ・イザナミ
現実社会の起源として記された高天原 ほか)
第2章 「天孫降臨」の真実と通説の誤ち(簡単ではなかった降臨の道のり
当初の予定は「天子降臨」 ほか)
第3章 ニニギノミコトの子孫たち(時代の推移を示すコノハナノサクヤヒメの逸話
神の子が人間社会の中に入っていく過程 ほか)
第4章 神武東征からわかる関東勢力の存在(神武天皇からすべては始まるという日本観
東を忘れた記紀の記述 ほか)