目次
序章 なぜ被災経験の聴きとりに出かけたか―本書の背景と目的
第1章 障害者世帯とケア―非常時における福祉サービスのあり方から
第2章 介護生活と震災―インフォーマルな資源と住まいの選択に注目して
第3章 母子世帯の仕事―なぜシングルマザーは震災で仕事を失わなかったのか
第4章 障害者世帯と生活の立て直し―「しごと」をめぐって
第5章 中壮年ひとり暮らし男性―被災と退職後のくらし
第6章 被災地の生活保護受給世帯―再認識する不自由
第7章 単身生活する高齢女性たち―被災後を支える社会関係とその微細な変容
第8章 脆弱性とリスク―被災者支援と社会保障
第9章 仮設住宅で暮らす世帯の悩みのリアリティ―「いわき市内被災者生活状況調査」の自由記述の分析から