目次
家計支えた子役時代―ラジオドラマから銀幕へ 『朝を呼ぶ口笛』
ひたむきで健気なヒロイン―浦山桐郎監督との出会い 『キューポラのある街』
役を演じるのではなく、「ミコ」になりきった―原作に感動、自ら映画化を希望 『愛と死をみつめて』
広島の若く悲しい恋人たちの物語―核なき平和な世界願う原点に 『愛と死の記録』
声が出ない危機のさなかに出演―今も大事な渥美清さんの言葉 『男はつらいよ』
高倉健さんと初共演―再び映画への情熱がよみがえる 『動乱』
被爆のヒロイン演じたテレビの人気シリーズ―自ら決断し、映画で幕引き 『夢千代日記』
巨匠の魔法にかけられる―一九八〇年代に四本の市川崑作品に出演 『細雪』
松田優作さんと、同志のように寄り添えた―深作欣二監督作品で与謝野晶子役 『華の乱』
日本の美意識、映像に残す―坂東玉三郎監督の二作品 『外科室』『夢の女』
練り上げた“北の三部作”―円熟期迎え企画段階から参加 『北の零年』『北のカナリアたち』『北の桜守』
山田洋次監督との再会―平和への思いを次世代につなぐ 『母と暮せば』