目次
プロローグ 描かれた身体―イギリス美術の新たな読み解きに向けて
第1章 呪縛の胸像―ホガース“当風結婚”を支配する病
第2章 フレデリック・レイトン“ダイダロスとイカロス”―ジェンダーの揺らぎを超えて
第3章 無垢とエロスの合わせ鏡―オーガスタス・レオポルド・エッグ“旅の道連れ”考
第4章 肉をまとう塊―D・G・ロセッティが描いた“手”について
第5章 フランケンシュタインの怪物―ジェイコブ・エプスタインの“ロック・ドリル”をめぐって
エピローグ 社会に生きる身体、身体に潜む社会