目次
序章 私的な“知”的体験の情報―八月十五日以前と以後(生い立ちと“知”の形成
軍隊生活―大学入学即入隊
敗戦・占領(一九四五年)から安保(改定)闘争(六〇年)まで)
第1章 オイディプス―ギリシャ人の“知恵”(神話・伝説から“人文知”の世界へ
ソポクレスと『オイディプス王』のこと)
第2章 ガリレイ―“ルネサンス”の“叡智”(中世から近代へ
ガリレイの生涯―実験・実証の成功と挫折)
第3章 オッペンハイマー―“科学知”の極北(古典力学から量子力学へ
“放射能の発見”
実用化の矛盾)
終章 トータルでラディカルな“知”を求めて