目次
アパラチア 貧困という故郷―崇拝すべき男たち、避けられる不都合な事実
中流に移住したヒルビリーたち―1950年代、工場とそして豊かさを求めて
追いかけてくる貧困、壊れはじめた家族―暴力、アルコール、薬物...場違いな白人たち
スラム化する郊外―現実を見ない住民たち
家族の中の、果てのない諍い―下がる成績、不健康な子どもたち
次々と変わる父親たち―そして、実の父親との再会
支えてくれた祖父の死―悪化する母の薬物依存、失われた逃げ場
狼に育てられる子どもたち―生徒をむしばむ家庭生活
私を変えた祖母との3年間―安定した日々、与えてくれた希望
海兵隊での日々―学習性無力感からの脱出
白人労働者がオバマを嫌う理由―オハイオ州立大学入試で見えてきたこと
イェール大学ロースクールの変わり種―エリートの世界で感じた葛藤と、自分の気質
裕福な人たちは何を持っているのか?―成功者たちの社会習慣、ルールのちがうゲーム
自分のなかの怪物との闘い―逆境的児童期体験(ACE)
何がヒルビリーを救うのか?―本当の問題は家庭内で起こっている